オリジナルについて

かの有名な坂本龍一先生は、「自分のオリジナルをつくるということは、過去を学ぶことから始まる」というようなことを言ったそうだ。

 

イノベーションは何もないところから突然起こるのではなく、既にあるいくつかのアイデアの組み合わせから生まれるというのもまた有名な話。

 

過去を学び、知り、組み合わせることで、唯一の未来の形をつくっていく。実に素敵なことじゃないか。人はみな、過去・現在・未来の時間の流れの中でつながっている。

 

いきなり何者かになろうとするな。前だけを見据えながら、堂々と後ろを振り返ろう。

ウソみたいなホントの話

サッカーの試合にバット持ってくるみたいな人がいる。サッカーがうまくなるために素振りをしているような人もいる。

 

当人はサッカーが好きで、勝ちたい、うまくなりたいと本当に思っている。それでも練習では一生懸命素振りをして、試合となればバットを持ってくる。

 

なにをするつもりなのか聞くと、こいつで華麗なシュートを決めてやるんですよ、と目を輝かせて言うのだ。

 

こういうことが毎日起きているんだ。本当なんだ。

【書籍】ぼくらの仮説が世界をつくる

コルク佐渡島さんの著書より。

前半はなにを考えて起業したのかなど、自己紹介的な内容なので割愛。

・真似るという行為は、他人になろうじゃなくて、他人と比較して自分の強みとか個性を見つけること。※小山宙哉のギザギザ定規の話
・表現力とは、観察力。
・二重目標設定が習慣化のコツ。毎日絶対にできる目標と、理想的な目標の2つを立てる。
・意志ではなく、習慣でしか人生を変えることはできない。とにかく自分の意思を信じない。
・すぐに結果が出るのは、新しいことに挑戦せず、参入障壁が低いことをやっている証拠。

自分の意思を信じないというのはいいなあと思った。そのための二重目標もとてもいいルール化。

ぼくらの仮説が世界をつくる

ぼくらの仮説が世界をつくる